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農業用ビニールハウスの温度管理の方法

こんにちは!群馬県前橋市に拠点を置き、全国各地で遊具や公園施設の設置や造園工事、外構工事・土木工事・無電柱化事業などを行っている、株式会社太陽美建です。
農業用ビニールハウスを使用する時に最も重要だといわれているのは、温度管理をすることです。
そこで今回のコラムでは、農業用ビニールハウスの温度管理の方法をご紹介します。

温度管理の重要性

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作物の栽培において温度は、光合成や呼吸量に影響するといわれています。
これは葉の表面にある気孔の穴が、周囲環境の湿度によって大きさが調整されているからです。
周りの湿度が適切な状態になると、気孔から水分が蒸発され、根から水分・養分などを吸収し、光合成に必要な二酸化炭素も取り込めます。
しかし乾燥していると、水の蒸発を防ぐために気孔が閉じるので、養分や二酸化炭素を取り込めず、作物が成長しにくくなります。
気孔を上手くコントロールできれば、作物を効率良く育てられるでしょう。
温度管理にこだわっているビニールハウスでは、温度計やサーモ計などを設置して、常に温度調整を行っています。

温度管理の方法

ビニールハウスの温度管理には、いくつか方法があります。
まず遮光材を使用して、ビニールハウスに入ってくる光の量を調整し、湿度も調整する方法です。
遮光率は作物の成長に大きく影響するので、開閉式のものがおすすめです。
この時には、作物の成長に必要な日光量を下回らないように注意しましょう。
また換気扇を付けることも、室内の湿度を下げる効果があります。
外と中の温度差をなくすことで、日光を妨げる結露を防止し、光合成を促進させる効果も期待できます。
近年ではこれらの温度管理を全てシステムで行える設備もあり、ランニングコストは非常にかかりますが、温度や湿度などのデータをクラウド上で管理しながら、適切な環境を保ち続けることが可能です。

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